【引き寄せ】潜在意識書き換えトレーニング⑧

あなたの潜在意識をつくる「いい要素」「よくない要素」が分かったところで、あなたの潜在意識のトランスフォーメーションをしていきましょう。
トランスフォーメーションには、「変身」「変化」といった意味があります。
あなたが潜在意識の意義と内容を理解したことで、ようやくあなたの潜在意識は、トランスフォーメーションに向けた準備が整ったのです。

もくじ

まずは「潜在意識を理解する」

潜在意識は「取扱注意」

「1日でも早く自分を変えたいんだから、早くトランスフォーメーションの方法を教えてよ。」
そう思った人がいるかもしれません。
でも、いきなり潜在意識を変えようとするのは、とてもリスクが高いのです。
というのも、潜在意識はとても繊細だからです。

潜在意識に「いい」要素を取り入れて、順調に活性化しているように見えても、ちょっとしたネガティブな要素が入ってくるだけで、一気に「よくない」状態に陥ることがあるのです。
そうならないためにも、潜在意識を構成するポジティブな面とネガティブな面を理解して、ネガティブな要素を避けてポジティブなものを取り入れる作業が必要なのです。

「え、面倒だなぁ。」と思った人、すでに「ネガティブ思考」に入っていますよ!

潜在意識のメンテナンスを忘れずに

潜在意識は、心を込めて丁寧にメンテナンスすることが大切です。
前にも言いましたが、潜在意識は純粋なので、変わりやすいです。
特に、私たちの周りにあふれている情報は、圧倒的に悪い情報が多いですから、悪い方に変わりがちなのです。

ということで、潜在意識をメンテナンスするために、顕在意識によるフィルタリング力を高めましょう。
あなたの周りにある多くの情報の中で、「いい情報」、それも、とびっきりいいものを厳選して、潜在意識に届けてあげましょう。
いい情報が入っていくと、潜在意識は生き生きと働き始めます。
目的を明確化し、成長を目指し、何事にも挑戦し、いつもポジティブに考えるようになります。
あなたも、10の要素を実践していることで、その効果を実感していることでしょう。

今ある潜在意識に「ルネッサンス」を起こそう

それと併せてやってほしいのが、潜在意識のルネッサンス(再生)です。
14世紀にイタリアを起源にヨーロッパで起こった「ルネッサンス」。
ヨーロッパでは、それまで何百年もの間、文化的な発展がなかった暗黒時代でした。
しかし、古き良き考え方を見直し、新しい文化を創造することで、ヨーロッパが再び輝いたのです。
これを、あなたの潜在意識にもやっていくのです。

具体的には、あなたの「よくない」潜在意識の要素を書き換えること。
「よくない」から捨てるのではなく、いいものに転換するのです。

よく、「長所と短所は表裏一体」と言われます。
いい部分はよくない部分でもあり、よくない部分はいい部分でもあるのです。
たとえば、「よくない」要素として使われがちな「飽きっぽい」。
これは、「新しいことにどんどん挑戦する」といういい要素に置き換えることができます。

新しいことをやってみるけれど、自分に合ってないと分かるとやめる。
そして、もっと自分に合ったものを探して挑戦する。
これは、必ずしも悪いことではないですよね。
そういった置き換えをして、あなたの潜在意識を「ルネッサンス」しましょう。

ルネッサンスに必要な情報の「意味づけ」

その際、あなたの顕在意識を使ってやってもらいたい作業があります。
それは、「意味づけ」です。
どんなに悪いと言われることでも、よい側面があります。
また、どんなに悪いと言われる人でも、よい面があるのと同じようなことです。
意味づけをどうするかによって、潜在意識への影響が大きく異なる例を挙げます。
思い浮かべてください。
あなたは今、40日間の夏休みを送っています。
8月も下旬になり、夏休みが終わるまで残り1週間になりました。
ここで、
「ああ、夏休みが残り1週間しかない!もう終わったようなものだ…」
と感じるか、
「ああ、夏休みはまだ1週間も残ってる!まだまだ好きなことがたくさんできるぞ!」
と感じるかで、潜在意識への影響は全く異なります。
どっちの方が幸せな気持ちになるでしょう?
それが、あなたの顕在意識が行う「意味づけ」なのです。
意味づけを上手にできるようになれば、それまで「よくない」と思っていた潜在意識の状態を、「いい」状態に変えていくことができます。
特に新しく「いい」情報を取り込んでいかなくてもいいのです。
すでにあなたの潜在意識にある材料を、もう一度顕在意識に引っ張り出して、作り直すのです。
簡単じゃないですか?
そのためには、過去を振り返りましょう。
あなたの「自分史」を書き出してみるのも一つの方法です。
そこで、これまでネガティブにとらえていたことを、ポジティブに書き換えていくのです。
そうすれば、あなたのこれまでの人生も、ネガティブなことが減って、ポジティブなことが増えていくはず。
さあ、もうあなたは幸せな気持ちで満たされるようになりましたね。
過去を振り返ってルネッサンスすることで、あなたの未来が「トランスフォーメーション」していくきっかけになるのです。

ワーク

ワーク15

あなたが最近してしまった失敗体験を思い出してください。
それはどんな内容だったか、詳しく書き出してみましょう。
次に、あなたの顕在意識で「意味づけ」をして、ポジティブな結果に置き換えましょう。
ポジティブなものについては、思いつくままいくつでもアイデアを書き出していきましょう。

(例)上司から修正するように指示された企画書で、言われたところと違う部分を修正してしまい、もう一度やり直しになった。
☞自分が気付いて修正した点は、次回以降の企画でアイデアとして使えそう!
☞今度は自分が主役だ!
☞もう一度文書を見直していると、文書全体をきれいに校正できてより良い企画書が完成したぞ!

ワーク16

あなたの最近の成功体験を思い出してください。
それは、どんな内容だったか、詳しく書き出してください。
すでにあなたの中でポジティブな出来事だったと思いますが、あなたの顕在意識を使って、もっと意味のあるポジティブな内容にレベルアップさせてください。
これについても、思いつくままいくつもアイディアを書き出していきましょう。

(例)自分の出した企画書が採用され、プロジェクトリーダーに抜擢された。
☞これで自分は同期の中でも頭一つ抜け出したかな。
☞少し時間に余裕ができたから、困っている同僚の企画で自分ができることを手伝って上げられれば、いいアイデアをもらえるかもしれないな。
☞新しいチャンスをもらえたから、この企画が終わった時の自分はぐっとレベルアップしているな。

次のトレーニング

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この記事を書いた人

英語もろくに話せない状態で海外赴任することが決まった前職で、運命が変わった男。
「英語が話せないと生きていけない」と考え、生まれ変わった気持ちで英語学習に取り組む。TOEIC 395 点から半年で 740 点、1年で 840 点を取得。
何とか海外でのサバイバルを耐え抜き、仕事時間以外の時間を生きがいに30か国以上を旅行したことで、すっかり海外旅行のとりこに。
海外赴任ですっかり欧米ののんびりした個人主義的な生き方に染まり、帰国後に仕事不適応に陥る。
「このままでは生きていけない」と二度目の生まれ変わりを決意し、メルカリ転売に始まり、翻訳者、投資家など本職以外の収入の道を模索する。
決意の日からわずか3か月で辞職し、収入の柱もないままフリーランス通訳翻訳者としてデビュー。
その後も無謀な挑戦を続け、仕事をほとんど受注することがなかった1年目にメルカリ転売を中心に収益を上げる。
フリーランス2年目には収益が1,000万円を突破。3年目も順調に収益を伸ばす。
フリーランス4年目になった今、仕事を受注するだけのフリーランスではいけないと考え、新しい道を模索中。
世界的なパンデミックもようやく落ち着きを見せる中、世界中を旅したい欲求の高まりを抑えられない今日この頃。
さあ、今年の秋はどの国に行こうかな。

-このように、これまであまり深い考えもなく生きてきましたが、大切なのは人生を楽しむことです。
ブログに私の楽しい生き方をつづりながら、あなたと一緒にもっと楽しい道を模索していきたいと考えています。
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