「類は友を呼ぶ」は事実
あなたの潜在意識が覚醒し、活性化してくると、きっとあなたはこう感じるでしょう。
「『類は友を呼ぶ』って本当だなぁ。」と。
学生時代の友人について思い出してみると、あなたの友人は、あなたと似ている人が多くなかったですか?
大人になっても、「同期だから」「性格が似ているから」「出身地が同じだから」などの類似点を見つけて、他者と親しくなることが多いのではないでしょうか。
なぜ、こんな話をするかというと、「類は友を呼ぶ」の「類」は、「潜在意識」と言ってもいいからなのです。
見た目も性格も、好きなことまで同じ、「双子のようだ」と言われるくらい類似点の多い友人なら別ですが、よく考えてみると、あなたと親しい友人は、そこまで類似点が多いわけではない。
それなのに、本当に仲がいい。
不思議ですね。
初めて会った人と親友のようになれる瞬間
もっとびっくりするような話だと、初めて会ったその日に意気投合して、数十年来の親友のような関係になる人。
いますよね。
これはまさに、「潜在意識」が惹きつけ合ったのです。
つまり、あなたと仲の良い友人は、「潜在意識レベルが同じ」なのです。
潜在意識レベルが一致する、または限りなく近い場合の現象として挙げられるのが、
-自分が何も言わないうちから、相手はあなたのやりたいことを理解し、その通りに動いてくれる。
-普段あまり行かないところに出かけてみたら、たまたま仲の良い友人に会った。
など、「奇跡」的な現象です。
「潜在意識が友を呼ぶ」理解してもらえましたか?
さっそくワークに取り組みましょう
ワーク9
あなたの身近な人の中で、「この人、合わないな(=潜在意識のレベルが異なる)」と感じる人を書き出してみましょう。
その中から、1人を選んで、うまくいかなかったエピソード(口論になった、嫌な思いをしたが我慢したなど)を思い出してどんどん書き出しましょう。
それぞれのエピソードについて、今考えてみればどうすればよかったか対処法を書いてみましょう。
ワーク10
あなたの身近な人の中で、「この人とはすごくうまくやっていけるな(=潜在意識のレベルが同じ)」と感じる人を書き出してみましょう。
その中から、1人を選んで、ウマが合ったと感じたり、2人だけの奇跡的な瞬間があったなと感じたりしたエピソードを書き出してみましょう。
さらに、そういったエピソードが起こった後の顛末やお互いの関係性についても思い出して書き出してみましょう。
たとえ合わなくても何とかなる
これで、あなたにとって潜在意識のレベルが同じ人と出会う時やうまくいくときの流れが分かると思います。
その一方で、潜在意識のレベルが異なる人と一緒に何かをしなければならない時に気を付けた方がいいことや、より良い顛末につながる行動も考えることができたと思います。
他者とは、うまくいくときはいいのですが、うまくいかないときの方があなたの人間性が周りに広く知られることになります。
うまくいかないなりの対応をあらかじめいくつか準備することができれば、あなたにとってのストレスも軽減されますし、無用なトラブルを避けることができますから、よく考えて準備しておきましょう。
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