プロ翻訳者になるには「トライアル」への合格が必要

こんにちは!
実務翻訳者のゴリさんです。

私は、アラフォーから英語学習を再開し、今では「プロの翻訳者」として生計を立てられるようになりました。
前職を辞めることばかり考えていた私が、プロの翻訳者を名乗ることができるようになったのは、各翻訳会社が翻訳者を採用するために実施する「トライアル」に合格できたためです。
トライアルの内容は会社によって異なりますが、これに合格しないと当然ながら仕事はもらえず、プロを名乗ることもできません。
個人的な解釈ですが、プロの翻訳者であるかそうでないかは、トライアルに合格しているかどうかの違いなのでしょうね。

もくじ

「プロ」の翻訳者になるには

翻訳者への道

プロの翻訳者として業務をこなしていくには、
①翻訳会社に就職する
②フリーランス翻訳者として翻訳業務を請け負う
のが主な手段です。
私の場合は、組織になじめなかったため必然的に②を選択しました。

そうなると、企業や翻訳会社が実施する翻訳者の採用試験とでもいうべき、「トライアル」に合格する必要があります。
私は、まず 1 社でもトライアルに合格し、「プロの翻訳者です!」と言える状態になるため、各翻訳会社のサイトでトライアル情報を収集しました。

「トライアルの受験」にも高い壁⁉

というわけで、まずは翻訳会社のトライアルを受験して、合格実績を積み重ねようと考え、翻訳会社探しから始めました。
ここで、私は、「大手の翻訳会社なら、まだまだ駆け出しの翻訳者でも採用して育ててくれる余裕があるだろう」などと考えていました。
これはまさに就職活動に失敗する学生の思考パターンで、ろくにリサーチもせずに世界のトップ 100 翻訳会社にアクセスすることにしたのでした。

世界の翻訳会社トップ 100 はこちら

上記は、2023 年度の世界の翻訳会社売上ベスト 10 を抜粋したものです。
表を見ていると、アメリカの会社が多いことに気づきます。
また、上位の会社は結構いい売り上げを上げていることがわかりますね。
私は、この売り上げを見て、「よし、私もこの売り上げの一部に協力しよう!」と考えました。
その上で、各翻訳会社のサイトをチェックして、「翻訳者募集」のページがある会社に片っ端からアクセスしました(当時約30社)。

その結果…
返事が来たのは1社だけでした。
まさに「とほほ…」です。

そこで知ったのが、「翻訳会社は本業が忙しいのだから、誰でもトライアルを受験させるわけではない」ということです。
自分も社会人をしていたのだから、相手の立場に立って考えればそれくらいのことはわかりそうなものですが、その頃の私は非常に視野が狭く、甘い考えを持っていました。

本気でプロを目指すなら、ちゃんとリサーチをして、トライアルに合格するための準備が必要です。
というわけで、スタートに戻ってやり直しになりました。

翻訳者コミュニティに登録しよう

個人の検索でいい会社にたどり着くのは困難

自分でインターネット検索をしていて気づいたのですが、プロの翻訳者になるための有用な情報は本当に少ないです。
個人で検索していると、まるで広い海の中を小さな手こきボートで漂っているような状態に陥り、時間ばかりかかって徒労に終わってしまう可能性が高いです。
翻訳会社が「プロ翻訳者になるには」という記事を投稿していたり、プロ翻訳者の方が経験談を投稿していたりするのですが、一目でわかる「プロ翻訳者になる方法」は見つかりませんでした。
見つかるのは、「登録して、役立つお知らせを受け取りましょう」という案内ばかり。
中には、怪しげな「翻訳者養成講座」なるものも存在し、受講者が「英語3級しか持っていなかった私でも、翻訳者として稼げるようになりました!」なる魅力的な内容まで。
これには私も心を惹かれましたが、「いや、ちょっと待て!」ともう一人の自分が静止したため、入会には至りませんでした。

優良(有料?)コミュニティを見つけよう

せめて、今後につながる足がかりがほしいと思って、ネット検索を続けました。
そこで、すごくいいコミュニティに出会えたのです。
それは、「アメリア(Amelia)」です。
アメリアには、翻訳の仕事についての説明をはじめ、スキルアップのためのトレーニングやコンテスト、仕事の募集まで幅広く掲載されています。

年会費は 15,000 円(税別)です。
これを高いと考えるか安いと考えるかはあなた次第ですが、私は安いと思います。
何しろ、翻訳者についての情報は本当に少ないですから。
アメリアに参加すれば、翻訳者になるための情報も、翻訳者になってから仕事を充実させるための情報もたくさん詰まっています。
「お試し会員」から参加することもできますので、まずはサイトをのぞいてみてください。

サイトはこちら

「友人紹介」キャンペーンをご利用ください

現在、入会される方にお得な「友人紹介」キャンペーンが実施されています。
もし私からの紹介でよろしければ、以下のリンクで必要情報を入力して送信してください。
Amazon ギフト券3,000円分がプレゼントされます。

「友人紹介キャンペーン」のリンクはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

英語もろくに話せない状態で海外赴任することが決まった前職で、運命が変わった男。
「英語が話せないと生きていけない」と考え、生まれ変わった気持ちで英語学習に取り組む。TOEIC 395 点から半年で 740 点、1年で 840 点を取得。
何とか海外でのサバイバルを耐え抜き、仕事時間以外の時間を生きがいに30か国以上を旅行したことで、すっかり海外旅行のとりこに。
海外赴任ですっかり欧米ののんびりした個人主義的な生き方に染まり、帰国後に仕事不適応に陥る。
「このままでは生きていけない」と二度目の生まれ変わりを決意し、メルカリ転売に始まり、翻訳者、投資家など本職以外の収入の道を模索する。
決意の日からわずか3か月で辞職し、収入の柱もないままフリーランス通訳翻訳者としてデビュー。
その後も無謀な挑戦を続け、仕事をほとんど受注することがなかった1年目にメルカリ転売を中心に収益を上げる。
フリーランス2年目には収益が1,000万円を突破。3年目も順調に収益を伸ばす。
フリーランス4年目になった今、仕事を受注するだけのフリーランスではいけないと考え、新しい道を模索中。
世界的なパンデミックもようやく落ち着きを見せる中、世界中を旅したい欲求の高まりを抑えられない今日この頃。
さあ、今年の秋はどの国に行こうかな。

-このように、これまであまり深い考えもなく生きてきましたが、大切なのは人生を楽しむことです。
ブログに私の楽しい生き方をつづりながら、あなたと一緒にもっと楽しい道を模索していきたいと考えています。
記事をご覧になって、お気づきの点があればご意見ください。
また、一緒にもっと楽しい生き方を見つけていきましょう!

もくじ